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「住まいづくりは、暮らしづくり」本質的オーダーメイドのフルリノベーション

 

「自分らしい豊かな暮らし・住まい」って最近良く、雑誌や広告などで目にしますね。。。

口で言うのは簡単ですが、実際に手に入れるのは、なかなか難しい事だと私は思います。

しかし手に入れる方法が一つあります。。。それは住まいづくりを設計者まかせにせずに、

自分の暮らし方や住まいの考え方としっかりと向き合い、自分に合った暮らし方を見つけること。

写真をクリックすると大きな写真をご覧頂けます。

【最優秀賞受賞】

Renovation of the year 2018  

「家具美術館な家」 

House Project-17  川越市_S邸_家族構成:夫婦+息子+猫2匹

選考委員長の「LIFULL HOME’S 総研所長」島原様より講評

リノベーション市場の主戦場であり、最もエントリー数が多い激戦区の1000万円以上クラスを制した「家具美術館な家」は、住まいづくりの新しい潮流を予感させる作品だ。(中略)この作品は、住まいづくりとして本来まっとうなアプローチであり、リノベーションの仕事を通じてインテリアの地位を向上させる流れを作り出す契機になるかもしれない。

審査員の「Casa BRUTUS 編集長」西尾様より講評

家具を展示作品に見立て、深みのある木の色や有機的なフォルム、ファブリックの色合いを際立たせる方向に注力したからだ。しかも、家具の寸法と配置と用途を改修の基準にすることで、部屋のどこからも家具が視界に入るという設計の緻密さ。「家具美術館な家」というコンセプトをやり切った見事なリノベーションだった。

リノベーションオブザイヤー2018の詳細はこちら

写  真:佐久間ナオヒト(ひび写真事務所)

House Project-16【酒と優雅な暮らし

  板橋区_I邸_家族構成:夫婦

インテリア好きの奥さんが小さい頃から自分のお思い描いて、考え抜いてきた理想の家への思いを一緒に整理し、さらにブラッシュアップして形にしました。

空間コンセプトは「ビーチハウス」

大きなバルコニーが特徴で、3面開口のこのマンション。

出来るだけどこにいても、外の景色を視界に取り込みながら、暮らせる

プランになりました。

 

暮らしのコンセプトは、「お酒と優雅さ」

毎日夫婦で呑むお酒は、 Iさんご夫婦にとってなくてはならないコミュニケーションツールであり、リフレッシュやリカバリーの役目もする大切なもの。さらに、おもてなし&ホームパーティー好きの奥様の為にこだわったのは、ご主人やお客さんとの距離感や関係性。キッチンで作業して居ても、LDや小上がりにいる人の気配を感じられる事も特徴です。

奥様「アイランドキッチンにした事で、キッチンで作業して居ても、みんながグラス片手に寄ってきてくれるのでとても楽しくて良かった」とおっしゃってました。

写  真:佐久間ナオヒト(ひび写真事務所)

House Project-15【ハッピーアワーのある暮らし

  国立市_I邸_家族構成:夫婦

 I 家のハッピーアワーは、お互いを尊重することで生まれる、力みのない暮らし。 その中には、ゴールデンタイムというものが存在する。

( 現在の一番のコミュニケーション)
19 時〜22 時ぐらいまでの間、他のお店には無い「おつまみ」が付く。 それは奥さんの料理と、お互いの顔を見ながら、会話を楽しむこと。

これが最高の「おつまみ」となる。 だから一層酒がウマイ!

お互いが女将で、大将みたいな感じ。

話し手と聞き手が自然と入れ替わっているのだろうなどと想像してみる。 それは、理解し合える信頼感と、居心地の良い安心感があるから成り立つ、思いやりのある関係。

今日も安心して、酔っ払える暮らしが、I 家にはある。

キッチンで、立ち飲み。

ダイニングテーブルで、居酒屋わいわい。

リビングで、バーラウンジの様にゆったりと。

土間で、カフェでひとりまったりと。

色んな形で呑める事を意識した空間構成。

 

写  真:佐久間ナオヒト(ひび写真事務所)

House Project-14【テキパキゴロゴロ暮らし】

板橋区_M邸_家族構成:夫婦

家好きが、さらに家で過ごしたくなる暮らし

家で過ごすのが好きな2人が考える、最強の過ごしを考える。

共働きの 2 人だからこそ、明日も頑張るために必要な時間。

 

暮らしにメリハリをつける。

限られた時間と空間を効率的に使い、自由な時間を手に入れる!

例えば!

・家事を効率的に、テキパキ終わらせて、ゴロゴロリラックスする時間や、家族の会話を大切にする。 ・仕事を頑張るために、ゴロゴロ充電する時間を充実させる。
・仕事モードと自然体 ( リラックスモード )

今日もやるべきことをテキパキして、

安心してゆっくりゴロゴロできる暮らし

 

写  真:佐久間ナオヒト(ひび写真事務所)

House Project-13【優しいスイッチの家】

豊島区_K邸_家族構成:夫婦+息子

人の暮らしの中にはスイッチがあり「 ON 」と「 OFF 」の状態がある。

そしてどちらか一方だけで、暮らしを成り立たせる事は中々難しかった

りする。 ということは、「 ON 」と「 OFF 」の状態を 自分にあったバ

ランスで、楽しむことを意識することで、豊かに暮らせる住まいになる。

まず自分のスイッチの「 ON 」と「 OFF 」の状態はあどんな状態だろう?と考えることから、空間構成(死角やドア)や視覚、聴覚、動線や

作業の向きなどへ落とし込み、出来るだけスムーズにスイッチの切り替

えがることを意識しました。

例えば家族の時間はもちろん、夫婦の時間もひとりの時間も大切です。

これもたくさんあるスイッチの中の一つです。

写  真:佐久間ナオヒト(ひび写真事務所)

House Project-12【ゆとりのある家】

茨城_K邸_家族構成:夫婦

「ゆとり」とは、空間的な広さのことだけではありません。

どんな暮らし方にも、可変性を持って対応できる心も、ゆとり。

どこで何をしても良いという自由さも、ゆとり。

大きなバルコニーから借景も含めて、我が家という感覚も、ゆとり。

玄関を入った時の安心感や朝起きた時の心地よい光も、ゆとり。

相手のことを愛したり、許せたりできるのもゆとりがあるからです。

「ゆとり」も人それぞれということですね。

また、大きなバルコニーと周り高いビルがないので、抜けの気持ちいい

景色を生かすために、部屋の真ん中の壁をヨーロッパの街並みにある、

カラフルなアパートメントの入り口の様な仕上げにしました。

ドアや窓、街灯をつけたり、キッチンから寝室へつながる廊下は土間の

部分を設けたりして、室内と室外の境界を曖昧にすることで、光と風が

自然につなぐ開放感のある、オープンテラスの様なLDKになりました。

写  真:佐久間ナオヒト(ひび写真事務所)

House Project-11【一石三鳥の家】

横浜_ I 邸_家族構成:夫婦+猫ちゃん

暮らしの中心は「食+α」でした。

ご主人が料理人という事もあり、休日はご主人が作ってくれたり、

二人で料理する事もあるという I さん夫婦。

「料理」や「食事」中に会話したりコミュニケーションを多く取る。

そんな I さん夫婦の特徴から発想したキッチンを中心に据えた大きい

ワンルーム空間。

どっちかが料理してても、会話したりできたら寂しくないし、

一緒にテレビも見れたりと、コミュニケーションもとれて楽しい時間。

まさに一石二鳥!いや一石三鳥ですね。

キッチンから、寝室・ダイニング・リビング・洗面・トイレ(笑)

どこにいてもなんとなく気配を感じられ、声が届きます。

まさにお店のオープンキッチンの様な存在感ですね。

L型のキッチンは、横並びはもちろん、対面キッチンとしても大人数

でも使えるので、みんなでワイワイ料理するのも楽しいですね。

 

 

写  真:佐久間ナオヒト(ひび写真事務所)

House Project-10【オトナグラシの家】

東京_W邸

​それぞれが独立した関係性の仲良し家族の暮らし方。

​自分の時間を楽しんでいるから、家族の時間も大切にできる。

自分の価値観や経験を家族と共有する場所。

マンションという限られた空間を有効的に使うために、ルー

バーサッシやカーテンの様な可動性のあるものや死角で空間を

仕切ることで、自分の心や健康の状態に合わせて適度に仕切る

ことができます。

また一つの大きなワンルームのような抜けができ、光と風が心

地よく入ってくるリラックスできる空間になりました。

Wさん家族にとって「開放感」と「おこもり感」のコントロー

ルする事が、自由な「オトナグラシ」でした。

 

写  真:佐久間ナオヒト(ひび写真事務所)

House Project-9【 おすそわけする家 】

表参道_N邸_家族構成:男性1人

 

夜な夜な個性的な人が集まる空間にしたかった。

ビール仲間や音楽、仕事関係など、公私にさまざまな職種の

知人がいるNさん。その仲間たちが集まって、多彩な知識や

価値観を共有出来る場となるように設計しました。

それは、押しつけではなく、あくまで「お裾分け」なんです。

来てくれる仲間が、居心地良く過ごせる様にと寝室と収納と

浴室+トイレは極力小さくし、仲間と過ごす為のリビング・

キッチン、そしてダイニングの変わりとしてビールカウンターを

設置、部屋のど真ん中にある事で、キッチンとリビングを繋ぐ

空間のハブとしての役割もしています。

高さをカウンターにした事で、立っていても居心地が良い

ので、テーブルの周りにギュウギュウ詰めになったとしても、

楽しく過ごせる場となりました。

またキッチンから窓面へと繋がるカウンターも空間のL型を

より際立たせるアクセントとし、中央のビールカウンターとも

よい距離感でつながります。

プロデューススマサガ不動産 施 工:SETUP 写  真:平林克己

House Project-8【 タカラバコのある家 】

南青山_O邸_家族構成:夫 婦+息子

 

家の中に父と母それぞれ生活や人生の中で得た宝物を

大切にしまう場所があってもいいのではないか?

そんな発想から生まれたこの家。

そのタカラバコの中には、

きっと息子くんにとっても必要なモノがたくさんあるはず。

この家自体が O 家のタカラバコとなる。

父(書斎)と母(キッチン)それぞれのタカラバコ(居場所)の中で、

愛情を持って、伝え共有する場所。

息子くんにとっては、家族こそが最大の宝物。

家族にとっては、息子君こそが最大の宝物。

宝 × 宝 という無限の可能性。

さあ、家族みんなの宝物を家族で山分けしよう

既存のモノを生かしながら、空間構成を住み手に合う様に見直し、

空間自体に新しい意味と役割を与える事で、住み手らしい住まいに。

 

不動産:リビタ 施 工:SETUP   写  真:佐久間ナオヒトさん(ひび写真事務所)

House Project-7【 時間を掛け算する家 】

千葉_S邸_家族構成:夫 婦

会えない時間が愛育てるのさ〜

共働きで休みや生活の時間もバラバラな事が多いSさんご夫婦。

なかなか二人の時間を取るのは今は難しい。。。普段の暮らしの中では、家事をしたり、夕飯の支度をしながら相手の帰りを待つ事が多いそう。

でも相手を待つ時間があるからこそ、二人で向かい合う時の楽しさも倍

増する。もう同じ待つなら、、、、待つ時間も最高に楽しんでしまえー!

ということで、待つ時間をリラックスや趣味をしてもよし、家事をしてもよし、自分と向き合う時間としてもよし、家族の事を考えてもよし、そんな自由な時間を過ごせる住まい。もちろんそれぞれどこにいても、お互いの気配を感じ優しく感じることができて、いつでも会話することが出る、

二人で過ごす時間が一番楽しい場所。早く帰ってきたくなる住まいです。

光と風と共に会話も視線も流れる?

奥行きのある大きな箱の中に、それぞれの要素を持った箱を並べるイメージ。

リビング・ダイニング・キッチン・寝室などの色々な機能の空間を梁の存在感を

生かし、小さな段差を作りながら、それぞれにしっかりと意味を持たせ、

つながりと奥行きのある大きな空間になりました。

ダイニングとリビングとの境目は段差は、太陽の光が良い塩梅で当たる位置に

してあり、ダイニングがインナーガーデンでリビングが縁側といった感覚です。

絶妙な壁のアクセントカラーとオモシロ床材にも注目です。

写  真 :佐久間ナオヒトさん(ひび写真事務所)

House Project-6【 シーンのある家 】

千葉_S邸_家族構成:夫 婦

多趣味な二人の様々なシーンが見られる。

音楽 ・ 映画 ・ スポーツ鑑賞 ・ カレー作りが趣味とご主人と、 ヨガ ・ 陶芸が

趣味の奥さん。 そして共通の趣味は登山と、 趣味の時間をとても大切に楽しん

でいる S さん ご夫婦。 休日が合わない事も多いお二人は、 ふたりの時間はもち

ろんの事、 ひとりの趣味の時間もとても大切にしています。 また二人揃う休日

には、 この心地良い日 差しの中で、 お友達を招いて料理とお酒と会話を楽しむ

事もふたりにとっては大切な時間。 そんな S さんご夫婦が持つ趣味の時間や仲

間との時間、 四季 ・ 風景の写 り変わり ・ 光や風入り方や流れなど、 その瞬間

を思う存分楽しめる場所を、 自分 (達) 自身が選択しながら暮らし、 夫婦の絆を

深めていける住まいになりました。 なので、、、 もしかるすと相手がひとりの

趣味を楽しんでいる姿を目に焼き付けることが、 幸せの一つになるかもしれま

せん (笑)                  

光も風も気配も回廊する?

すごく良いポテンシャルを秘めているのに、 南北に分断されていたのがとても

残念だった第一印象。 その問題点を解決する為に、 新しいプランではまず東側

の躯体壁 沿いと洗面所に南北への抜けを作り、 光と風 ・ 空気の流れを確保し

ました。 そして殆どの部屋に扉はつけず死角などで空間構成をし、 柔らかくつ

ながるワンルームの様 な空間にすることで、 南北からの光と風や気配が回廊す

る居心地のよい、 やさしいコントラストが生まれました。 

写  真 :佐久間ナオヒトさん(ひび写真事務所)

House Project-5【 懐の深い家 】

神奈川_T邸_家族構成:夫 婦+子ども2人(双子)

 

T さん家族の住まいは、特にご夫婦の 考え方や価値観、 人や物に対しての、

「柔軟さと懐の深さ」 を存分に発揮した住まいとなりました。

一般的には歳を重ねる事に、 考えが凝り固まり 「固定概念から抜け出せない」

という方が現在社会においては多いのではないでしょうか。。。。 しかし T さ

んご夫婦は、 私たちの少し変わった提案に対して頭から拒絶する事なく、 常に

好奇心を持って前向きに考えてくれました。また、 飾らず色々な事を知ってい

て話の面白いご主人と、 明るくチャキチャキした奥さんとの夫婦漫才の様なや

りとりも、 とても魅力的です。 そんな T さんの周りには結婚して家を出てい

家族や 友人などたくさんの人々が集まってきます。そんなTさん家族だからこそ

出来たベストな選択の積み重ねが住まいとして形になりました。空間としては

海や山や公園などの自然が近くにあり周辺の環境がとても良い割には 既存の間

取りではそのポテンシャルが生かされていませんでした。今回、 マンションの

構造体が壁式構造という事もあり壊せない壁がいくつかありましたが、 あえて

この壁を生かして空間構成をしています。そして室外と室内の境界線を曖昧

にし、 外の要素をどう室内に取り込むかがこの家のカギとなっています。とは

いえ、 インナーバルコニーや扉のない風呂、9m のカウンター、 街の外灯の様

な廊下、 多機能な土間など、現代の日本の既製住宅とは少し違った空間を、 受

け入れてしまう、T さんご夫婦の 「柔軟さと懐の深さ」 が全てを可能にしたと

言えます。 

写  真 :佐久間ナオヒトさん(ひび写真事務所)

House Project-4【 融合する家 】

神奈川_T邸_家族構成:夫 婦+子ども2人(姉・弟)

 

私が T さん家族と設計を通して、 接しながら感じたことですが、T さんご夫婦

は、 『衣食住』 をトータルに考えての、 住まいづくりをしています。たぶん

衣食住の全てが関わり合って、自分たちの生活が豊かになる事を知っているの

だと思います。特に衣食住をベースとして、子ども達への教育や伝えることを

無意識に大切にしているのかも知れません。例えば、、、、空間 :◯◯LDK な

どの既製の考え方にとらわれずに、自分たちの価値観や考え方をし

っかりと持つ事。 自由な発想の楽しさと無限の可能性。自分たちの求める豊

な暮らしと、 向き合う事の重要性。

家具 はアンティークなどの家具に触れる事により、 物の価値や物を大切に使う

という事。独自の価値観の可能性。食事は 食卓を家族と友人たちで、 囲みたく

さんディスカッションする事の楽しさと周りの人をもてなすという事や、 友人

の存在の大切さ。着る事は ブランドや流行が全てではないという事。 自分を表

現する楽しい物。作る事は何でもも楽しんで、 やる ・ つくる ・ 考えるという

こと。つまり、 学校などではなかなか学ぶことの出来ない、T 家イズムが詰ま

っている家になったのではないでしょうか。こんな環境の中で、 育ったお子さ

んが将来どんな風に成長して行くのか、楽しみですね。また遊びに来た人達も、 「自分らしく自由に暮らす」 ということを考える、きっかけになってくれたら

良いと思います。

写  真 :佐久間ナオヒトさん(ひび写真事務所)

House Project-3【 囲む家】

大田区_O邸_家族構成:夫 婦+子ども1人

 

Oさん夫妻は、とにかく二人で話す時間がたくさんあるという。

それは話すと行ってもただのおしゃべりというよりも、

フラットな関係性でのディスカッションや、あるいはセッションに近い。

それは、両親や家族、友人との関係性にも言えることだと思う。

月に数回は友人を招いて、皆で料理を作り、食べる、話すといった感じに。

そんなOさんご夫婦の家作りのテーマは『 囲む 』にしました。

辞書で調べてみると、『人や物を中心として、その周りをぐるりと位置する。』

とある。Oさん夫婦の場合は、食と様々な話題を中心としながら、

キッチンや食卓を囲むイメージ。対面ではなくあくまで囲むである。

この家の中で、どんな会話が飛び交うのか楽しみにしたい。

空間的には、大きなアイランドキッチンを空間の真ん中に置きました。

生活の中心であり、皆が囲み、繋がるハブの様な場所。

それを扇形に囲む様に、リビング・ダイニング・水回り・寝室などが、

配置されてます。キッチンはオーケストラで言う式台の様になっています。

また将来の変化に対応出来る様に、個室を単に壁で仕切るのではなく、

可動式の収納などを使いながら、死角を作り個室としました。

北欧の様な木と白というシンプルな構成で仕上げる事により、

Oさん夫婦の個性の色がキレイに出るキャンパスの様な空間にしました。

プロデュース:スマサガ不動産 施 工 :セットアップ  柴田さん      

House Project-2【 いい加減な家 】

上野毛_S邸_家族構成:夫 婦

 

Sさん夫妻の間には、とっても心地良い「いい加減」がたくさんあります。

自分自身の芯をしっかりと持ちながらも、理想と現実とのバランスをうまくと

りながら、すべてを包み込んでしまう、やわらかで「いい加減な」人柄を持っ

ているお二人。そんなSさん夫婦だけの独特な「いい加減」を住まいとして形に

しました。例えば、、、いい加減な、、、家族や友人との関係・距離、余白、

空気、光の入り方や風の流れ、空間のつながり、仕上げ、などなど。。。これ

は項目としては他の人にも当てはまりますが、感覚的には住み手それぞれの個

性が出ます。だから、おもしろいんですよね!また「自分達の理想の生活と何か?」という事を、無意識だと思いますが、日常の一部として考え、向き合っ

ている。そんなSご夫婦には、今回は「 直感 」を大切にして、共に設計しまた。

空間としては、植栽のある庭に面した東側の窓の景色や光を取り込み、空間を

繋げる為に、北側壁の腰窓に垂直に、コの字型の間仕切り壁を建て、角出窓に

なる様にしました。そうする事で全室最低2面の採光が取れます。各部屋のつ

ながりもいい加減になり、コミュニケーションも、いい加減につながります。

中央の個室は、将来の子供部屋ですが、キッチンとの仕切りは腰高の棚のみな

ので、今のところ4面採光ですね。。。w

「社会で纏っていた鎧から自分自身を解放し、ありのままの自分を受け入れて

暮らす」って感じですね。当たり前の事のようで意外と難しいんだな〜。

プロデュース:スマサガ不動産 角南さん

施   工 :セットアップ  柴田さん       写   真 :鈴木 泰之さん

House Project-1【 家具屋がショールーム で暮らす家】

名古屋市_N邸_家族構成:夫婦+ポッツ(犬)

 

Nさん夫婦のまわりにはその人柄の良さから沢山の人たちが集まってきます。

しかもみんな、とっても個性に溢れた魅力的な方達です。そんな仲間達やこの

街の「駆け込み寺の様な存在」になりたい。この思いを空間として形にしまし

た。昔、ご近所さんにひとりはいましたよね。

ここに行けば何とかなる(笑)相談に乗ってもらえる場所。

(そうそう、ちょっとおせっかいだけど頼りになる笑)

 

◯1階はショールームですが、コミュニケーションの場としても考えています。

 ワークショップなどのイベントも出来るように大きな土間と小上がりの構成。 

 また誰でもヒョコっと来て寄っていける様に、縁側を作りました。

 ここから、人や街の環が広がっていきます。

◯2階のキッチンスタジオは本物のオーダーキッチンと

 食べた人が「Oisyと笑顔」になる料理やレシピを教えてくれます。

 しっかりと考え抜いたキッチンとお洒落カフェの様だけど

 身近な落ち着いた空間。

 ここには、あなたの生活を豊かにするヒントがあるかもしれません。

◯住居部分は最小限の空間。

 元々物が多かったのですが、しっかりと自分たちの生活を見つめ直してもら  い、これでもだいぶ捨てて貰いましたw(もう少し。。。と私は思いま

 すが。。。)これからしっかりと考えながら、Nさん夫婦の最小限を見

 つけてもらえれば良いと思います。

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